6月28日午前3時ごろ、福岡県福岡市東区内で刃物を持った男にタクシーが奪われ、その後も近くで別の乗用車が強奪される事件が起きた。乗用車は約1時間後に発見。警察は刃物を隠し持っていたとして、53歳の男を銃刀法違反の現行犯で逮捕している。

福岡県警・機動捜査隊と福岡東署によると、最初の事件は福岡市東区千早2丁目付近で発生している。客を装ってタクシーに乗り込んだ男が、運転していた64歳の男性に刃物を突きつけ、車両を奪って逃走した。男性は刃物を振り払った際に指を切る軽傷を負った。

この直後、約500m離れたマンション駐車場で、33歳の女性が刃物を持った男に脅され、乗用車を奪われるという2件目の事件が発生した。女性にケガはなかった。

警察は強盗傷害事件として捜査を開始。周辺捜索を行っていた機動捜査隊員が宗像市内で奪われた乗用車を発見。運転していた男に職務質問したところ、刃渡り約18cmのサバイバルナイフを所持していることを確認。銃刀法違反の現行犯で逮捕した。

調べに対して男は名前を言うのみで、容疑については否認しているという。警察では今後、強盗傷害容疑でも調べを進め、動機や余罪について男を厳しく追及する方針だ。