6月28日午前0時45分ごろ、群馬県藤岡市内の上信越自動車道上り線を走行中の大型トラックと、逆走してきた軽ワゴン車が衝突する事故が起きた。軽ワゴン車は大破炎上し、1人が死亡。直前までパトカーの追跡を受けていたという。

群馬県警・高速隊と渋川署によると、約45分前の午前0時ごろ、渋川市内をパトロールしていた渋川署員が、交差点で一時停止違反を行った軽ワゴン車を発見。停止を命じたが、クルマはこれを無視して逃走した。

軽ワゴン車は近くの渋川伊香保インターチェンジから関越自動車道へ進入し、東京方面へ向かって上り線を走行。高速隊のパトカーも応援に加わり、前後を囲んで抑止するとともに、埼玉県上里町内の上里サービスエリア(SA)へ誘導していった。

ところが軽ワゴン車はSAに入った後にパトカーを振り切り、上り線を新潟方向(下り方向)へ逆走開始。約6km進んだ藤岡市篠塚付近の上信越自動車道上り線で、順走していた大型トラックと正面衝突する事故を起こした。

クルマは大破炎上し、鎮火後に車内から性別不明の1人の焼死体を発見。トラックを運転していた神奈川県愛川町内に在住する40歳の男性にケガはなかった。

警察によると、軽ワゴン車が逆走を開始した時点で追跡を中止。道路会社は警察の指示を受け、電光掲示板で他車の運転者に対して逆走車の存在を告知していたという。警察は軽ワゴン車の運転者特定を進めている。