サーブ・トロールハッタン工場

資金繰りの悪化による経営不安定状態が続くスウェーデンの名門、サーブ。同社が、新たな資金調達策に乗り出した。

これはサーブの親会社、スウェディッシュオートモービル(旧スパイカーカーズ)が28日に発表したもの。同社の発表によると、サーブのトロールハッタン本社(工場を含む)の土地や建物などを、地元大手不動産会社のヘムフォサ・ファスティゲターに売却することで合意に達したという。

売却額は、2億5500万クローナ(約32億円)。同社は売却後、土地や建物をヘムフォサ・ファスティゲターから、15年契約でリースする形を取る。

今回の資産売却が、サーブの経営安定につながるかは不透明。サプライヤーへの代金未払いにより部品供給が滞り、工場の生産ラインは依然として停止した状態だ。同社は「生産再開に向け、多くのパートナーと協議を続ける」とコメントしている。