日本情報通信は、日本インフォア・グローバル・ソリューションズが自動車業界に導入実績のあるERP(エンタープライズリソースプランニング)製品「インフォERP」を、日本情報通信の企業向けクラウドコンピューティング・サービスの新しい基盤として立ち上げ、「パワークラウドERP」上でサービスメニュー化して提供する。

日本インフォアは、多様な事業課題に対応したソフトウェアを世界の自動車関連企業向けに提供してきた実績を持つ。インフォERPは、世界各国に5000社を超える自動車部品メーカー、4500社以上の機械メーカー、3500社のプロセス製造企業、9000社を超える流通企業が使用している。

日本情報通信は、自動車産業界で通信インフラを共通化するために構築されたネットワーク「JNX」の認定プロバイダーで、構築と運用を担当、自動車業界を中心に約1000社に対して通信サービスとEDIサービス(電子データ交換)を提供している。

今回、両社が連携することで、海外進出するとともにERP導入を図る日本の製造業、特に自動車部品メーカーがクラウドコンピューティング環境でERPソリューションをグローバル利用することが可能となる。

具体的には基幹システムを海外法人に展開することが容易になる。国内外の申し込み、契約、請求を一元的に実施可能なグローバルシームレスなネットワークを利用することができる。また、新たな海外の取引先との取引を迅速に立ち上げることができる。

さらに、JNXユーザーには、JNX/NMS Plusセキュアドネットを活用し、ERPサービスを手軽に安心して試用できるクラウドコンピューティング環境を用意する。

料金は1ユーザー当たり月額2万円から。

パワークラウドERPは、日本情報通信のクラウド上で9月から提供開始する。インフォERPのクラウドでのサービス提供では、日本情報通信、日本インフォア両社で2011年度に5社への導入を目指す。