ゴーン社長(5月17日、いわき工場)

日産自動車は6月23日、東日本大震災の影響で公表を見送っていた2012年年3月期の業績見通しを発表した。

期中のグローバル販売台数は、上期の減産分を下期の休日出勤などで増産して挽回、10月から国内外でフル生産となるため、前年同期比9.9%増の460万台と過去最高を見込む。

売上高は同7.1%増の9兆4000億円となる見通し。営業利益は為替差損や原材料価格高騰が影響し同14.4%減の4600億円、経常利益が同18.0%減の4410億円となる見通し。

最終利益は同15.4%減の2700億円と減益を見込んでいる。

配当は、年間20円と前年実績より10円増配する予定。

同社のカルロス・ゴーン社長は「2011年度も継続的に成長し、過去最高の販売台数を達成する。甚大な被害を及ぼした自然災害に対して、最後まであきらめない気持ちで立ち向かった日産の従業員の姿勢に感謝する。従業員の高いモチベーションとパフォーマンスは、今後も当社の成功の支えとなる」と述べた。