日本金属と日金電磁工業は6月22日、ステンレス箔で培った精密圧延技術を駆使して高精度極薄珪素鋼帯の生産体制の増強とグローバル展開を推進する販売体制を強化すると発表した。

生産体制については、生産工程の一部を日本金属の板橋工場内に新設し、下期以降に本格稼動して生産能力を増強する。3年後を目途に極薄珪素鋼帯を、約1000t強の増販となる年間1800tの販売を目指す。

販売体制では、各流通とのアライアンス強化により顧客ニーズや需要動向の情報共有化を図り、ソリューション展開を進めていく。今後の市場動向によっては、更なる増強も視野に入れている。

太陽光発電をはじめとする環境にやさしいクリーンエネルギー市場の急成長や産業機器、医療機器、情報機器に使用される電磁製品の小型化、省エネルギー化へ向けた需要の高まりで、世界的に極薄珪素鋼帯の市場拡大が見込まれている。