マツダ・山内孝社長《撮影 小松哲也》

マツダの山内孝社長は17日、現状の為替水準について「昔のように、きれいごとをいえないくらい円高が進んで、定着している」と訴えた。山内社長は同日、都内で開いた業績見通し説明会で、一部報道陣に対し述べた。

山内社長は「3割円高になっている。100万円で出荷した車が70万円しか払われない、30万円がどこかに消えてしまうわけだから、それは固定費、変動費の削減で(収益計画を)達成しようというのは無理な話」と強調した。

さらに「見境がないという言葉は使わないが、どうしても国内で対応できなければ海外から(コストの安い部品を)持ってくるということにもなりかねないくらいの情勢だ」と指摘。ただ「そうすると言ってるわけではない」とも付け加え、国内の部品サプライヤーに更なるコストダウンを求めていく考えを示した。

マツダ業績見通し説明会《撮影 小松哲也》