新型Cクラスに搭載される最先端ナビ「COMANDシステム」。ナビ機能の大幅改良と、エンタメ機能の充実が目玉だ。全車標準装備となる《撮影 宮崎壮人》

フェイスリフトながら2000か所にも及ぶ変更が加えられた新型メルセデスベンツ『Cクラス』。パワートレーンや内装の進化に加え、最大の目玉となるのが全グレードに標準装備となるナビゲーション機能の「COMANDシステム」だ。

従来型のCクラスに搭載され好評だった機能はそのままに、「より使いやすく、より見やすく」することを主眼に開発されたという。ナビゲーション機能の進化としては大きく2点。

ひとつは、これまで走行中にナビを操作する場合は音声認識(ボイスコマンド)のみにしか対応していなかったが、これをコマンド操作でも対応可能とした点。走行中に音声認識を使用することに抵抗を感じる人や、音声認識そのものに抵抗を示す人も多く、より多くの人に利用してもらうためこれを改善した。また、コマンド操作を可能とすることで、助手席からでも操作が可能となった。

もうひとつが、音声認識による「あいまい検索」が可能となったことだ。施設名を目的地に設定する場合、これまでは正式名称のみの対応としていたが、これをいわゆる通称でも検索できるようにした。例えばこれまで「東京国際空港」と指定しなければ検索できなかったものが、より一般的な通称である「羽田空港」と指定しても検索できるようになった。病院やホテルなど、正式名称が知られていない場合は以外と多い。あいまい検索による利便性は高いといえるだろう。

そして、ナビの進化とともに今回注力されたのがエンターテイメント機能だ。ひとつがオーディオで、携帯電話から接続できる「Bluetoothオーディオ機能」のほか、USBメモリー、SDカード、iPodからの音楽再生など様々なメディアに対応する。iPodを接続するメディアインターフェースは、これまでグローブボックス内にあり、運転手が操作するのは困難だった。新型ではこれをセンターコンソール内に移動、使い勝手を向上させた。また接続中には車載ディスプレイに再生中のCDジャケットも表示できるようになった。

もうひとつが「コマンドオンライン」機能だ。これはダイムラーが用意するインターネットコンテンツで、必要に応じてダイムラーのサーバにアクセスし様々な情報を得る事ができる。自宅のPCで、Googleを用いてドライブプランを設定、サーバに送信しておけば、車両でそのデータを呼び出しナビに設定することができる。

このほか、現在地や目的地の天気情報もリアルタイムで見る事が可能。また通常のインターネットサイトの閲覧もでき、クルマにいながらネットサーフィンも楽しめる。もちろん目的地をインターネット検索し、そのままナビに設定することもできるなど、まさに至れり尽くせりだ。

このCOMANDシステムは、399万円のベースグレード「C200ブルーエフィシエンシー・ライト」にも標準装備となることからも、新型Cクラスへの力の入れようがうかがえる。また同システムは今夏に販売を開始する『SLK』にも搭載される予定で、今後は他の上級車種への展開も検討しているとのことだ。

メルセデスベンツ Cクラス 新型《撮影 宮崎壮人》 多様なメディアに対応する《撮影 宮崎壮人》 再生中の音楽のCDジャケット表示も《撮影 宮崎壮人》 Bluetoothにより携帯電話と連動し音楽再生やインターネット接続が可能《撮影 宮崎壮人》 メルセデスベンツ Cクラス 新型《撮影 宮崎壮人》 メルセデスベンツ Cクラス 新型《撮影 宮崎壮人》 メルセデスベンツ Cクラス 新型《撮影 宮崎壮人》 現在地、目的地のほか世界中の天気をリアルタイムで知る事もできる《撮影 宮崎壮人》 ボイスコマンドによる「あいまい検索」も可能《撮影 宮崎壮人》 インターネットの利用もできる《撮影 宮崎壮人》 メルセデスベンツ Cクラス 新型《撮影 宮崎壮人》 iPodコネクタをセンターコンソールに移動し、使い勝手を高めた《撮影 宮崎壮人》 C250ブルーエフィシエンシー ステーションワゴン アバンギャルド《撮影 宮崎壮人》 C250ブルーエフィシエンシー ステーションワゴン アバンギャルド《撮影 宮崎壮人》 C250ブルーエフィシエンシー ステーションワゴン アバンギャルド《撮影 宮崎壮人》 C250ブルーエフィシエンシー ステーションワゴン アバンギャルド《撮影 宮崎壮人》 メルセデスベンツ Cクラス 新型《撮影 宮崎壮人》