日野デュトロ新型発表《撮影 高木啓》

日野自動車は15日、燃費性能を高めた新ハイブリッド車(HV)を含む小型トラック『デュトロ』シリーズを12年ぶりに全面改良して発表した。7月2日に発売する。

デュトロは、トヨタ自動車の『ダイナ』および『トヨエース』と同モデルであり、従来はトヨタと日野が共同開発していたが、新型は日野が主体となって開発した。

日野の白井芳夫社長は3年前の就任時からHVについて、ディーセルエンジン車より燃費を「5割向上」させるよう指示し、開発を進めてきた。新型車の2t積HVの場合、重量車モード燃費は1リットル当たり12.2kmとなった。

白井社長は、昨年11月から運送事業者などの協力を得て実施した実証モニターによる実燃費が「40〜50%向上した」とし、所期の燃費性能が確保できたと評価した。国内の販売計画はシリーズで年1万2000台。うちHVは4000台の計画だ。

HVシステムは、エンジンとモーターの間にクラッチを設置する方式を採用して回生エネルギー効率を高めた。エンジンもトラックでは世界で初めて、膨張比を高めるアトキンソンサイクルのディーゼルを採用し、燃費改善につなげた。

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