日野自動車の鈴木敏也執行役員は、14日に公表した2012年3月期の業績予想で4期ぶりの連結最終黒字を見込んでいることについて「奇想天外なことではない」との考えを示した。日野の今期の最終損益予想は120億円の黒字。前期は100億円の赤字だった。

鈴木執行役員は同日開いた業績予想説明会で、「前期は2月まで非常に順調にきていたが、税金費用の見直しをしたので一気に当期利益が赤字になった。それがなければ黒字と思っているので、今期黒字になるということについてはそれほど奇想天外なことではないと思う」と述べた。

さらに「国内のトラック・バス市場は前期に比べ需要が回復してくるとみている。また海外についてもアジアなどの新興国を中心に需要は非常に堅調に推移している」とした上で、「台数の増販ならびに原価改善活動を推進することで確実に増益を達成する」と強調した。