日野自動車は、東日本大震災の影響で公表を見送っていた2012年3月期の通期連結業績見通しを公表した。

震災による部品不足でトラック・バスやトヨタ車の受託生産の減産を余儀なくされていたが、生産レベルは通常レベルにまで回復している。

グローバルでのトラック・バス販売台数は同13.3%増の12万8000台と前年を上回る見通し。アジアなどの新興市場での伸びと国内も震災復興需要が見込まれるため。また、トヨタからの受託生産車は前年横ばいの15万9000台を計画している。

売上高はトラック・バスの売上げ増の効果で前年同期比8.6%増の1兆3500億円と増収になる見通し。

収益では、為替差損や原材料高騰が見込まれるが、増収効果で営業利益が同21.1%増の350億円、経常利益が同23.5%増の310億円となる見通し。最終利益は120億円と前年同期の100億円の赤字から黒字に転換する見通し。