ポルシェ カレラカップ ジャパン 第5戦(富士スピードウェイ)

PCCJ(ポルシェ カレラカップジャパン)のダブルヘッダーラウンド第4戦&第5戦。富士スピードウェイがステージとなるこの2連戦だが、前日の6月11日に行われた第4戦ではゼッケン14番安岡秀徒が開幕4連勝を飾っている。

そして第5戦の決勝レースが行われる6月12日、天候は朝から曇り空のまま、コースコンディションは完全なドライとなった。

午後2時40分、15周の決勝レースがいよいよスタート。スターティンググリッドはダブルヘッダー方式により前戦第4戦の決勝レース時のベストラップ順に決定。そのため、ポールポジションに安岡、2番グリッドがゼッケン47番藤田明、続く3番手がゼッケン16番横幕ゆぅ、4番手がゼッケン3番江本玄、ゼッケン8番櫻井澄夫という順だ。

安岡と藤田が順当なスタートで1コーナーを制する中、後方では3番手争いが繰り広げられる。横幕や櫻井、江本らに加えて6番手スタートのゼッケン44番Akiraが猛プッシュ。しかし、焦り過ぎたのかAkiraがコカコーラコーナーでまさかのスピンを喫してしまう。これの影響を受けて、すぐ背後を走っていた櫻井もたまらずスピンしてしまった。これで2台はトップグループから脱落してしまう。

中盤グループ以降では、8番グリッドからのスタートだったゼッケン15番神取彦一郎がいつの間にか5番手まで浮上。続いて江本を料理すると、3位走行中だった横幕をもパスして3番手にまでポジションを押し上げてきていた。

トップ争いは序盤の展開では安岡と藤田の一騎打ちの様相が呈された。それもそのはずで、「グリッドに着いたときにフロントタイヤが温まっていないことは分かっていました。だから、4周目まではフロントが入らず辛かったですね」と安岡はレース終了後に語っている。だが、安岡と藤田の差はその後ジワジワと開き始めていった。3周目以降はマシンよりも藤田自身のコンディションがダメージを受けてしまったのだ。

安岡と藤田のタイム差は、レース終了時の15周で13秒に。第5戦の勝利も難なく手にした安岡は、なんとこれで5戦連勝をポール・ツー・ウィンで飾るという偉業を達成した。

2位の藤田を挟んで、3位は7番手からスタートしたゼッケン22番マイケル・グリーン。レース終盤で3位をキープしていたのは神取だったが、残り1ラップというところでまさかの単独スピンを喫してしまう。マイケルグリーンはこのサプライズにより、なんとPCCJ参戦初の表彰台をゲット。「今回、大きくマシンセットを変えて臨み、それがすごくよかった。初めての表彰台には満足していますが、神取さんから最後にプレゼントをもらいました」と語る。

安岡がこの勢いでポイントリーダーを独走するのか、それとも他のドライバーが奮起して待ったをかけるのか。PCCJの次戦は、やはりダブルヘッダーラウンドの第6戦&第7戦。舞台は約2か月先となる真夏のスポーツランドSUGOだ。

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