ポケットにも入るコンパクトさを実現したNV-U37。ブラックの他、ホワイト、オレンジの3色を用意

携帯に便利な小型軽量サイズながら、実力も想像以上に高い。ソニーの末っ子ナビnav-u『NV-U37』は、GPS測位で行うローエンドのナビとは思えない魅力あふれる一台へと成長していた。

本機の魅力はカーナビとしてだけでなく、自転車や徒歩モードでも使える多才さを備えていること。まず自転車モードでは、単に自転車走行ルートをガイドするだけでなく、鍛える走りをしたい、ラクに走りた……など、その日の気分に合わせたルート選びが出来るようになった。さらに、ルート探索時や走行時に選んだルートの標高変化をグラフで表示したり、走行情報はサイクルコンピュータとして消費カロリーまでも表示する。従来通り、自転車に取り付けられる専用クレードルを別売で発売し、本体は少しの雨ぐらいはへっちゃらのIPX5相当の防滴設計となっている。

徒歩モードは、階段や横断歩道、さらには抜け道など、クルマでは通れないルートを案内する。しかし、U37では新たな魅力が加わった。なんとカーナビで初めて国土地理院発行2万5000分の1の地図をビットマップで収録しているのだ。その地図上でルートを引くことはできないものの、渓流や登山路といったカーナビ用地図にはないポイントを地図上から把握できる。電子コンパスも備えているため、山間でも目的地の方角を常に把握できる。山歩きを趣味としている人には待望の機能と言えるだろう。

しかもこの地図、あらかじめ収録されているのは全国の人気登山エリアだけだが、日本全国の必要なエリアをソニーのウェブサイトから無料でダウンロードできる。この機能だけでもU37を手に入れる価値はありそうだ。バッテリーも、スタミナモードを使えば最長で約9時間もの長時間使用にも耐えうる。USB給電にも対応しているので、USB対応バッテリーパックを持参すれば、万一バッテリーがなくなっても使用時間の延長が出来る。

カーナビ以外に、自転車/徒歩モードが選択できる 徒歩モードでは、横断歩道や階段、エスカレータなどもルートとしてガイドできる 自転車モードでは、ルート探索時に探索条件を8種類のメニューから選択できる 自転車モードでルートを探索すると、全ルート上で道路の起伏を事前に把握しておける ルートガイド中も、道路の勾配率をグラフで表示してサポートする