トヨタ・プリウス(北米)

トヨタ自動車の伊地知隆彦専務は10日、北米でのシェアが来年の夏までには東日本大震災前の水準まで回復するとの見通しを示した。伊地知専務は同日、アナリスト向けに開いた業績予想に関する電話会議で述べた。

伊地知専務は「基本的には我々の商品力が落ちてこういう状態になっているのではなく供給不足によるシェア低下、これに尽きる」とした上で、「この供給不足が回復するに従ってシェアは回復していく」と強調した。

さらに「供給不足解消とともに様々なインセンティブを強化する。従って、まず日本はこの秋から相当な勢いでシェアを回復すると思うし、北米についても少し時間差はあるが来年の春から夏にかけて元の姿のレベルに戻る」との考えを示した。

北米でのシェアについて伊地知専務は「これまでシェアは15%から16%で推移していた。今足元は10%。こういうことでは終わらないということだ」と述べた。

また供給不足解消後の在庫水準に関しては「我々がイメージしている適正在庫は2.4カ月から2.5カ月だが、今回の計画でいくと全体的には来年の3月末、2か月に満たないような状況が想定される」とし、「需要などを見極めて生産を積み増すというオポチュニティがある」と説明した。

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