マルチスズキの『ワゴンR』

インド自動車工業会は9日、インド国内の5月新車販売の結果をまとめた。商用車を含めた総販売台数(輸出を除く)は、26万2508台。前年同月比は4月の13%増を下回る9.8%増で、2009年6月の4%増以来、約2年ぶりにひと桁台の低成長となった。

全販売台数のうち、乗用車は20万6194台。前年同月比は8.2%増と、こちらも約2年ぶりに、ひと桁台の伸び率にとどまった。

メーカー別では、首位のマルチスズキが9万3519台を販売。2か月連続で10万台を割り込むとともに、前年同月比は、4月の8.9%増を下回る3.9%増へと鈍化した。車種別では、主力のA2セグメントの『アルト』『ワゴンR』『ゼン・エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A-スター』が、トータル6万1048台を販売。しかし、前年同月比は2.6%減と、マイナスに転じた。

2位はヒュンダイで、3万1123台を販売。前年同月比は14.6%増と、4月の11%増を上回る伸びを示した。サブコンパクトカー(A2セグメント)の『サントロ』『i10』『i20』が、4万0520台と最多。コンパクトカー(A3セグメント)の『アクセント』『ヴェルナ』が、7110台でこれに続いた。SUVの『サンタフェ』は122台、中型セダン(A5セグメント)の『ソナタ』は14台を登録する。

3位は、地元財閥系のタタモーターズ。2万1549台を売り上げたものの、前年同月比は8.3%減と2か月ぶりの前年実績割れだ。そんな中、超低価格車の『ナノ』は6515台を販売し、前年同月比は84%増と高い伸びを維持している。

ヒュンダイの『サントロ』 タタモーターズの『ナノ』