コスモ石油は、爆発・炎上した千葉製油所について、経済産業省原子力安全・保安院から、保安上の問題点が明らかになったためとして、調査を実施して報告を求める書面を受領したと発表した。

千葉製油所は、3月11日の東日本大震災の影響でLPGタンク付近で火災が発生、爆発・炎上した。

同社では、社外有識者を含めた事故調査委員会を4月に発足させ、第1回委員会を4月11日に開催し、その後4月25日、26日、5月18日、30日に委員会、分科会、現場検証を行った。

一方で国、県、市の監督官庁による調査が3月29日、30日、31日、4月1日、22日、26日、5月11日、12日、18日、24日に行われ、同院から、保安上の問題点について指摘を受けた。

また、同院では、液化石油ガスを貯蔵するタンクを所有する全国の石油元売りなどの事業所に対し、同タンクに開放検査後、通常運転よりも比重の大きい水などを満たそうとするときは、強い地震などでも安全を確保する措置を実施するよう通達を出した。

同社では今後、全力を挙げて原因究明・再発防止策の検討を進めるとしている。

千葉製油所では現在、全ての石油精製装置を停止しており、健全性・安全性の確認を実施している。入出荷設備、配管設備に関しても健全性・安全性の確認を進めており、監督官庁の了解を得た上で、確認ができた一部設備から入出荷を再開している。