リーフ NISMO RCの航続可能時間は全開走行で約20分。バッテリー交換には2人掛かりで1時間かかるという。《撮影 中尾真二》

『リーフ NISMO RC』(RC)の登場で、EVのワンメークレースなどに期待がかかるが、レースでもネックになりそうなのがバッテリーの充電、もしくは交換作業だろう。RCは、急速充電(30分)に対応しているそうだが、レース場のパドックに何台もの充電器の設置が必要になる。バッテリー交換が当面基本となりそうだが、実際、どのように行うのだろうか。30枚の写真とともに紹介する。

RCは、バッテリーやモーターなどは市販車のものと同一だそうだ。バッテリーユニットの総重量は250kgある。ちなみに、車体の総重量は925kgなので、ほぼ4分の1がバッテリーの重さだ。市販車では床下に平らに並べられていたものが、後部座席の位置に巨大な箱として設置される。

現状では、バッテリー交換をするには後部のサブフレームを取り外して、背面のパネルを取り外す。本体はフォークを使って脱着を行う。試作段階で、思考錯誤中とのことだが、現在バッテリー交換には2人でおよそ1時間かかる。NISMOでは、側面からの交換を可能にするなど工夫して、これを30分以内に短縮したい考えだ。

リーフのインバータユニット《撮影 中尾真二》 四角い部分がバッテリーユニットのケースになっている《撮影 中尾真二》 左リアの足回りと駆動系《撮影 中尾真二》 コックピット内のステアリングラックとペダルなど《撮影 中尾真二》 動画レコーダーも搭載されていた《撮影 中尾真二》 サイドのエアインテーク。これはラジエターをリアに搭載するときのダクトになる《撮影 中尾真二》 ドアミラーも当然カーボン《撮影 中尾真二》 フロントカウルを外したところ。通常はラジエターは前に配置し、青いパイプがウォーターライン《撮影 中尾真二》 左フロントの足回り《撮影 中尾真二》 ラジエターはインバータとモータを冷やす《撮影 中尾真二》 サブフレームを取り外す準備《撮影 中尾真二》 フォークをあてて、フレーム取り付けボルトをはずす。取り外すときは、そのままおいておけるように、下部にキャスターつきの「足」をとりつける《撮影 中尾真二》 取り外されたサブフレーム部(インバータ、モータ、駆動系一式)《撮影 中尾真二》 モノコックボディのバッテリーパネルをはずす《撮影 中尾真二》 コネクター部。作業時は端子保護と短絡対策のためテーピング《撮影 中尾真二》 パネルをはずしたところ。カーボンケースに覆われたバッテリーユニットがみえる《撮影 中尾真二》 フォークを差してバッテリー取り外しの準備《撮影 中尾真二》 車内側の固定ボルトをはずして、バッテリーユニットを引き出す《撮影 中尾真二》 空になったバッテリーケース《撮影 中尾真二》 充電済みのユニットを挿入。あとは逆の手順で組み立て《撮影 中尾真二》 右フロントの足回り《撮影 中尾真二》 カバーパネルの取り付け《撮影 中尾真二》 サブフレームももとにもどす《撮影 中尾真二》 サブフレームの取り付けボルト《撮影 中尾真二》 ブレーキキャリパーを取り付ける。オイルラインはフレームにタイラップで固定する《撮影 中尾真二》 ドアの車内側レバー《撮影 中尾真二》 ドアノブ《撮影 中尾真二》 ラジエターをリアに移設してテスト《撮影 中尾真二》 フロントのラジエターがなくなっている《撮影 中尾真二》