総務省消防庁は6日、東日本大震災における緊急消防援助隊の活動を、同日午後に終了したと発表した。3月11日の地震発生直後から88日間で、のべ10万4093人が派遣され、4614人を救助した。

緊急消防援助隊は、主な被災県である岩手県、宮城県及び福島県を除く全国44都道府県より各被災地に出動し、消火、救助、救急活動に従事した。この出動は2003年の緊急消防援助隊の法制化以来、消防庁長官の指示による初めての出動となった。このほか福島第一原子力発電所での冷却放水活動なども実施した。

緊急消防援助隊は各県災害対策本部との調整を踏まえ、岩手県内での活動を5月19日に、宮城県内での活動を同31日に終了し、6月6日午後、福島県内で活動してきた千葉県、埼玉県、神奈川県および栃木県の各部隊が活動を終えることにより、すべての緊急消防援助隊が任務を終え活動を終了する。

なお、福島原子力発電所事故に係る救急搬送への対応については、周辺の県の消防機関による即応体制を確保する。

緊急消防援助隊の活動
●派遣期間:3月11日〜6月6日
●総派遣人員数:2万8620人、総派遣部隊数:7577隊
●のべ派遣人員:10万4093人、のべ派遣部隊数:2万7544隊
●最大時派遣人員:6099人、派遣隊数:1558隊
●緊急消防援助隊の救助・救出実績:4614人