EVリーフをベースにGTカー並みの性能を手に入れたリーフNISMO RC。《撮影 中尾真二》

6日、NISMO(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)が開発した電気自動車(EV)『リーフ』のレーシングモデル『リーフNISMO RC』のデモ走行が千葉の袖ヶ浦フォレスト・レースウェイにて開催された。

走行に先だってプレスブリーフィングが行われたが、そこでリーフNISMO RCの設計コンセプトや諸元データが公表された。EVのレーシングモデルということで、どれくらいのスペックなのか気になるところだが、まず、ボディはフルカーボンのモノコックである。後ろ半分にチューブラー型のサブフレームが取り付けられ、ここにモータとインバータとリアの駆動系がマウントされる。

外観だが、全長4465mmと市販モデルのリーフより20mm長くなり、全幅は1942mmと172mm大幅に広がっている。車高は1212mmとこれも333mmの大幅なダウンだ。試作ということもあり、パワーユニットのモーター出力は80kWと市販モデルと同じものを搭載する。トルクも280Nmと特別なチューニングは施していないが、車重が925Kgと、市販モデルより595kgも軽量化されている。そのため、パワーウェイトレシオは11.56kg/kW、トルクウェイトレシオで3.3kg/NmというGTカー並みの値になっている。

ちなみに、車格の近い『マーチ』のワンメークレース用の車両は、出力66kW、トルク121Nm、車重1005kg、パワーウェイトレシオ15.23kg/kW、トルクウェイトレシオ8.31kg/Nmという値であり、スペックだけみてもRC(レーシングコンセプト)の面目躍如といったところだろう。

リーフ NISMO RC《撮影 中尾真二》 リーフ NISMO RC《撮影 中尾真二》 リーフ NISMO RC《撮影 中尾真二》 リーフ NISMO RC《撮影 中尾真二》