日産 アルティマ(北米仕様)

北米日産は6月1日、5月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、7万6148台。前年同月比は9.1%減と、9か月ぶりに前年実績を割り込んだ。

日産ブランドの乗用車系では、主力車種の『アルティマ』が前年同月比16.3%増の2万5525台と、4か月連続で増加。しかし、『セントラ』は14.2%減の7698台と、7か月ぶりに減少した。モデル末期の『ヴァーサ』(日本名:『ティーダ』/『ティーダラティオ』)は、51.3%減の4793台と4か月連続のマイナス。新型EVの『リーフ』は、4月の573台からほぼ倍増の1142台を登録する。

09年5月、米国市場へ投入された『キューブ』は、前年同月比34.6%減の1502台と12か月連続で減少。スポーツカーでは、09年1月に新型に移行した『370Z』(日本名:『フェアレディZ』)が、30.4%減の847台と10か月連続のマイナスだ。一方、大幅改良モデルを発売した『GT-R』は、48.3%増の132台と3か月連続のプラスとなった。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、大型ピックアップトラックの『タイタン』が前年同月比43.8%減の1160台と、5か月連続で減少。大型 SUVの『アルマーダ』も16.8%減の1235台で、2か月連続のマイナスと大型車が振るわない。

10年8月にマイナーチェンジ車を発売した小型SUVの『ローグ』は6962台を売り上げたものの、前年同月比は20.8%減と9か月ぶりに減少。新型『ジューク』も1984台と、4月の3280台に対して、大きく台数を落とした。

インフィニティブランドでは、10年3月に新型をリリースした『M』(日本名:日産『フーガ』)が、前年同月比32.3%減の721台と3か月連続で減少。09年12月にマイナーチェンジ車を発売した『Gセダン』(日本名:日産『スカイライン』)も20.4%減の2684台と、2か月連続のマイナスとなった。一方、10年7月に新型をリリースした大型SUVの『QX56』は、11%増の779台をセールスし、21か月連続で前年実績をクリアした。

日産の米国5月販売は、アルティマが牽引した形。北米日産のアル・キャスティグネッティ副社長は、「消費者はミッドサイズセダンに品質や価値を求めており、アルティマへの需要は根強い」とコメントしている。

日産 ジューク(北米仕様) 日産 ムラーノ(北米仕様) 日産 リーフ(北米仕様) 日産 セントラ 日産 ティーダ(上海モーターショー11)《撮影 宮崎壮人》