メルセデスベンツ日本、ニコラス・スピークス社長《撮影 小松哲也》

メルセデス・ベンツ日本のニコラス・スピークス社長は30日、今年の純輸入車市場について「成長する」との見通しを示した。スピークス社長は同日、都内で開いた新型メルセデスベンツ『Cクラス』の発表会で一部報道陣に対し語った。

その理由としてスピークス社長は「ひとつは私どもや競合ブランドが様々な新型車を導入しているので、その効果が期待できること。もうひとつは日本メーカーが(大震災の影響で)部品調達が困難になっており、これまで輸入車に目を向けなかった人達の中に、国産車をそんなに長く待てないという人も出てくるだろう」と述べた。

またスピークス社長は「受注は高いレベルを保っている。3〜5月の販売は期待した通りの数値になっている」ことも明らかにした。ただ今年の純輸入車市場の規模について具体的な数値は示さなかった。

その一方でスピークス社長は純輸入車市場について「ある程度はあがるだろうが、これがずっと続くとは思わない。国産メーカーも今年の後半には回復してくるだろうし、来年は今年失った分を取り返しにくると思うので、来年はさらに競争が厳しくなる。それまでに準備をしていく」と述べた。

日本自動車輸入組合の統計によると2010年の純輸入車の販売台数は前年比13%増の16万0904台。また今年1月から4月までの累計販売台数は前年同期比5.3%増の5万8318台となっている。

メルセデスベンツ日本、ニコラス・スピークス社長と新型Cクラス《撮影 トヨサキジュン》 新型Cクラス・ステーションワゴン《撮影 トヨサキジュン》 新型Cクラス《撮影 トヨサキジュン》 新型フォード・エクスプローラー《撮影 トヨサキジュン》 アウディA7《撮影 野口岳彦》