川崎重工業は30日、オートバイ『KLX250』『D-TRACKER X』2車種の前照灯、燃料タンクなどに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、2008年1月26日〜11年4月29日に製作された4836台。

不具合は計4カ所。

(1)前照灯の電球用電気配線とメインハーネスの配索が不適切なため、電球の端子とソケット端子が接触不良を起こし、端子や配線が損傷してすれ違い用前照灯または走行用前照灯、あるいは両方とも不灯となるおそれがある。

(2)燃料タンクの取り付け構造が不適切なため、振動により燃料タンク取り付け箇所溶接部に亀裂が生じ、燃料が漏れるおそれがある。

(3)燃料噴射用電子制御コントロールユニット(ECU)と転倒センサ間の電気配線の防水対策が不十分なため、洗車時や雨天走行時の被水により水がECUおよび転倒センサと電気配線接続部に侵入し、接続部端子が腐食して導通不良となり、エンジンが停止するおそれがある。

(4)ECUに接続する電気配線の配索が不適切なため、電気配線がフレームパイプと接触し、配線の被覆が摩耗して芯線がフレームパイプと短絡し、エンジンが停止するおそれがある。

不具合発生件数は(1)16件、(2)6件、(3)4件、(4)1件で、(4)は海外市場からの情報で、(4)以外はいずれも市場からの情報で発見した。すべて事故は起きていない。