トロールハッタン工場(資料画像)

サーブは27日、スウェーデン・トロールハッタン本社工場の操業を、約2か月ぶりに再開したと発表した。

同工場の稼働は、4月6日に停止。これは部品メーカーへの代金支払いが滞り、部品メーカーからパーツ供給を止められたためだ。

しかし5月16日、サーブは中国のパンダオートモビルトレード社(厖大汽貿集団)と、提携に向けた覚書を交わした。そして17日、パンダオートモビルトレード社が中国で販売するサーブ車の最初の購入代金として、3000万ユーロ(約35億円)を支払った。サーブはこの資金を部品メーカーへの支払いに充て、今回の操業再開に漕ぎ着けたのである。

操業再開初日の27日は、約100台のサーブ車がラインオフ。約2か月の稼働停止中、サーブは合計6500台のバックオーダーを抱えており、今後は急ピッチで本来の生産ペースに戻す計画だ。

27日の生産再開式典には、サーブのビクター・ミューラー会長兼CEOとパンダオートモビルトレード社の藩清華CEO兼会長が出席。ミューラー会長兼CEOは、「今日は最高の1日。サーブは再び動き出した。部品メーカーやサーブの全従業員に感謝したい」と挨拶している。