住友鋼管と住友商事は5月27日、韓国鉄鋼メーカー大手の現代ハイスコとインドに自動車用鋼管を製造・販売する合弁会社を設立することで合意した。

経済発展が続くインドでは、自動車産業が急速に成長しており、自動車用鋼管の需要も急増している。中でも環境規制の強化や安全性強化のニーズの高まりを背景に、排気系ステンレス鋼管、フロントフォーク用鋼管、ドアインパクトビームなどの高強度鋼管の需要拡大が見込まれる。

住友鋼管と住友商事は、増大するインドの自動車用鋼管需要を取り込むため、インドで自動車産業が集積する南部のタミル・ナドゥ州チェンナイ市に自動車用鋼管を製造する工場を新設することを検討してきた。

今回、チェンナイ市内に土地を所有するハイスコの現地子会社と、自動車用鋼管の製造・販売を行う合弁会社を設立することで合意した。

合弁会社は「オートモーティブ・スチール・パイプ・インディア・プライベート・リミテッド」で、資本金が約4億ルピー(約7億円)。ハイスコグループが55%、住友鋼管と住友商事の合弁会社が45%出資する。約20億ルピー(約36億円)を投じて自動車用鋼管を製造する工場を新設する。従業員数は約350人で、生産能力は月産4000トン。2012年末から操業する予定。