日本板硝子は5月24日、ベトナムに新たに2基のフロートラインを増設すると発表した。

増設するうちの1基は今後、拡大が予想される薄膜系太陽電池基板ガラス生産専用のオンラインコーティング装置設置窯。もう1基はタッチパネル基板向け需要が増加している超薄板ガラス(UFF)専用生産窯となる。

フロートライン増設のため約3億2000万ドル(約260億円)を投じる。稼働時期は両ラインとも2013年内を予定しており、完成時点で2窯合計で約400人を新規雇用する計画だ。

生産窯は、同社子会社のベトナムグラスインダストリーズ(VGI)の敷地内に新設する。VGIは3月からソーラー専用フロート窯を稼動させており、今回の投資完了時点で3窯のフロートラインを操業する。グループの既存ラインと合わせて生産の最適化を図り、輸出を中心としながらベトナム国内向けにも供給していく。

日本板硝子グループのソーラー用オンライン窯は今回の投資で、日本1か所、北米2か所、欧州2か所、ベトナム2か所の合計7窯体制となる。