国土交通省は、トラック運送事業者などの事業用自動車の点検・整備の実施状況が悪いことから、事業者への立ち入り調査を実施すると発表した。

現在の制度では、検査(車検)を受けてから定期点検を実施することが可能となっているものの、トラック運送事業者では車検を受けた後、検査を実施していないケースが多い。

事業用自動車のうち、定期点検実施率はタクシーが87%、バスが90%なのに対してトラックは53%にとどまったいる。トラックは整備不良が原因の事故も多いことから、定期点検の実施を事業者に厳格に求めることにした。

定期点検を行う前に車検を受ける前検査を実施した事業者に立入り、定期点検の実施状況を調査するとともに、必要に応じて点検整備の確実な実施の指導する。2009年は4800台の事業用自動車が前検査を実施している。