販売用のクルマを用意していないにもかかわらず、海外向けの自動車販売サイトに虚偽の広告を掲載し、ウガンダ国内に在住する男性から約33万円を騙し取ったとして、愛知県警は18日までに日本人4人(男3人、女1人)を詐欺容疑で逮捕した。

愛知県警・国際捜査課によると、逮捕された4人は2010年10月ごろ、インターネットの海外向け自動車販売専用サイトに対して広告を掲載。トヨタ『イプサム』の2002年モデルの購入を希望したウガンダ国内に在住する40歳の男性から、車両代金と輸送費の名目で4150米ドル(約33万円)を振り込ませ、これを騙し取った疑いがもたれている。

4人が関与する業者は同年8月から10月までの間に約240台のクルマを売買する契約を購入者と締結していたが、いずれも販売用として有しておらず、輸出の実績もなかった。

この男性は今年3月に来日し、愛知県警に被害届を提出。警察は主犯格とみられる32歳の男ら、事件に関与した4人を特定し、18日までに全員を逮捕している。

これまでに17か国から約70件の被害が報告されており、騙し取った金額は2000万円超になるとみられる。警察では4人を厳しく追及し、余罪についても調べを進めている。