ソニー損害保険が20日発表した2011年3月期決算によると、純利益は前期比19%減の12億円だった。主力の自動車保険は順調に伸びたものの、事故発生率の上昇で保険金の支払いが増えて利益を押し下げた。

一般企業の売上高にあたる正味収入保険料は同8.8%増の733億円。このうち自動車保険は同9.5%増の652億円、傷害保険は同2.8%増の73億円となっている。自動車保険とガン重点医療保険を合わせた保有契約件数は3月末で138万件と、1年前に比べて11万件増えた。

一方、保険引受費用規模を示す正味支払保険金は同14%増の392億円で、このうち自動車保険は同14%増の369億円だった。この結果、正味損害率は60.0%と1年前と比べて2.8ポイント上昇した。

経常利益は16%減の21億円だった。支払保険金の増加などに加えて税金費用も増えたことで純利益は2期ぶりの減益を余儀なくされた。