いすゞ自動車は、ポスト新長期排出ガス規制に適合した小型トラック『エルフ』と中型トラック『フォワード』を5月20日から発売開始した。

今回発売するエルフとフォワードは、昨年発売した大型トラック『ギガ』とフォワードの一部車型と同様、いすゞの開発コンセプトである「See Technology」に基づいて燃費積載性能を犠牲にすることなく環境性能を高い次元で追求した。

エルフは全車を新開発「4JJ1」3.0リットルエンジンで統一し、エンジンのダウンサイジング化で環境性能と軽量化を両立した。

新4JJ1エンジンは2ステージターボ、超高圧コモンレールなどを採用、燃焼効率を向上しながらエンジン本体の排出ガス性能を大幅に向上し、従来のDPDのみの尿素フリーでポスト新長期排出ガス規制に適合した。2ステージターボは全域でターボ効果を高め低燃費ゾーンを大幅に拡大燃費向上に寄与する。

車両総重量12t以下のフォワードは、全車型でポスト新長期排出ガス規制に適合した。都市内配送と都市間輸送では顧客ニーズ、車両使用状況が大きく異なるため、エンジンを2機種設定する。

都市内配送には、積載性・利便性に優れた「4HK1」エンジン搭載車を設定、都市間輸送には余裕の動力性能をもたせた上で環境性能と経済性を両立した「6HK1」エンジン搭載車を展開する。4HK1エンジン搭載車は従来のDPDのみの尿素フリーで、6HK1エンジン搭載車はDPDプラス尿素SCRシステムを採用した。

エルフ、フォワードともに、2015年度燃費基準達成車の比率を97%まで高めた。2015年度燃費基準達成車はエコカー減税の対象となり、自動車重量税と自動車取得税が減税となる。

また、ポスト新長期排出ガス規制の規制値からPMを30%低減したことで2015年度燃費基準達成車は、九都県市指定低公害車に指定される。