インプレッサは常にトレンドセッターとしての役割を与えられてきたという。写真は北米仕様の新型インプレッサ《撮影 トヨサキジュン》

日本に先駆け北米で販売を開始するスバルの新型『インプレッサ』。大胆なイメージチェンジを図ったデザインの背景についてスバル商品企画本部デザイン部の石井守副部長は、「インプレッサはエポックメイキングなクルマでなければならない。それが最大の課題だった」と語る。

新型のコンセプトは「スマート&クラッシィ」。知的なイメージと、クラスを超えた価値をデザインで表現することが求められた。これを実現するための取組みは大きく2つ。「200mm前進させたAピラーと、クラスを超えた質感を盛り込んだインテリア」(石井氏)だという。

新型のボディサイズは全幅、全長とも従来型と全く同じ。にも関わらず大幅なイメージチェンジを図る事ができた理由のひとつがAピラーの位置。200mm前方に出したことで、「空力性能の向上だけでなく、未来的なフォルムを手に入れることに成功した」。これにより居住空間の拡大に貢献したほか、三角窓を追加しドアミラーを“ドア出し”としたことで視認性も大幅に向上している。また、結果的にボンネットが短くなったことで、ボンネットフードの軽量化も実現するなど、まさに良いことずくめだ。

エクステリアが「スマート」を実現したものだとすると、「クラッシィ」を実現したのがインテリアだ。「バリューを追求し、上級のDセグメントの手法を盛り込んだ。シボ(素材表面の凹凸)、ソフトパッドの上質感は、このクラスでは考えられないもの」と自信をのぞかせる。センターコンソールのパネルに入れられた細かいライン、スイッチを縁取るメタルのほか、ハザードスイッチの色をダーク調にするなどインテリア全体でシックかつ高級感あるものとした。

「(質感は)レガシィを超えていると言って良いだろう。それがトレンドセッターであるインプレッサの使命。次のスバルがインプレッサから始まる。ここで得られたことを次のレガシィや他のモデルに反映させていくことができれば良い。値段も大事だが、ユーザーが見るのは“価値”の部分。期待されている以上のものを作らなければ受け入れてはもらえないだろう」と石井氏は語る。

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