大同メタル工業が発表した2011年3月期の連結決算は、営業利益が77億1300万円となり、過去最高益となった。

売上高は前年同期比24.1%増の634億5100万円と大幅増収となった。国内は、内需の減少を輸出がカバーし国内の自動車生産台数が順調だったことから受注が伸びた。また、海外ではアジア地域を筆頭に世界的な自動車生産台数の増加と、欧州の新規受注獲得や米国の需要回復で、受注は順調に増加した。

収益では拠点集約と生産再編、設備効率の改善、固定費を中心に進めたコストのスリム化などに加え、増収の効果で経常利益が67億1400万円と黒字転換した。前年同期は6億4300万円の赤字だった。

純利益も81億2300万円と過去最高益となった。

今期の業績見通しは東日本大震災の影響で合理的な見通しをたてることが困難なため、公表を見送った。