フォードとグーグルが未来の自動車技術開発で連携することを発表、クラウドを利用した省エネ運転などの実用化をめざす。

米国ビッグ3の一角、フォードモーター。同社がグーグル(Google)社と連携して、未来の自動車技術の研究開発を進めることになった。

これは10日、米国サンフランシスコでグーグル(Google)社が主催した開発者向け年次カンファレンス、「グーグルI/O」において、フォードモーターが明らかにしたもの。同社の発表によると、フォードはグーグルが開発した「Prediction API」を自動車に応用するという。

グーグルのPrediction APIは、クラウドコンピューターの膨大なデータベースを基本に、予測機能を備えているのが特徴。これを自動車に応用すると、車がドライバーの行動パターンを学習し、過去の運転データに照合させることで、次の行動を予測できるようになる。

例えば、ドライバーが毎朝決まった時間にエンジンを始動すれば、車が「これから通勤」と判断し、目的地を予想。渋滞が最も少ないルートを自動的に選択するとともに、エンジンやトランスミッションを最も燃費が良くなるセッティングに自動調整することが可能になるという。

まだ研究段階だが、実用化されれば、未来の車に欠かせないテクノロジーとなる可能性がありそうだ。