日産自動車カルロス・ゴーン社長

日産自動車のカルロス・ゴーン社長は12日の決算発表会見で、今期(2012年3月期)の世界販売について過去最高を達成した前期より「伸ばせると見ている」と語った。

ゴーン社長は同日、国内外での生産回復見通しについて「10月中には全工場でフル生産を再開できる」と展望した。上期までは、生産減による販売の落ち込みが避けられないものの、下期で挽回し、前期(約419万台)を上回るとの強気の姿勢を示した。

ゴーン社長は「日産の販売は勢いがついており、商品力や(世界の)地域バランスによって自信をもって事業展開できる」とその背景を説明した。

また「供給が重要なのは米国や中国であり、地域別の戦術も構築したい」と述べ、日産車の販売が好調な地域に優先的に商品供給する方針も表明した。今期の利益レベルについては現状では言及できないとしたものの、「良い年になると自信をもっている」と語った。