豊田章男社長《撮影 土屋篤司》

トヨタ自動車の豊田章男社長は11日の決算発表会見で、間もなく社長就任2年を迎える感想を聞かれ、「余りにも大きな困難が振りかかったが、私もトヨタも多くのことを学んだ」と述べた。

2009年6月に就任した豊田社長は、リーマンショック後の赤字転落、品質問題、東日本大震災という「困難」に相次いで見舞われた。だが、この間も「半歩でも1歩でも進むことはできた」と振りかえった。

大震災後の復興への取り組みについては「現場力が発揮されている」とし、トヨタの「70年余りの歴史のなかで1番大切にしてきた現場で、先人の努力によって人材が育成されてきた」ことを実感したという。

そのうえで、3月に発表したグローバルビジョンで目指す、「いいクルマ」づくりによって顧客の笑顔を実現し、社会に貢献することで持続的な成長を図るという「サイクルが着実に回りつつある」と評価した。

トヨタ決算会見《撮影 土屋篤司》