いすゞ細井行社長(5月11日)《撮影 小松哲也》

いすゞ自動車の細井行社長は11日の決算会見で、東日本大震災後の生産回復について、7月には安定化するとの見通しを示した。

細井社長は、「5月より通常の稼働体制へ移行しているが、部品の調達や電力供給の状況を踏まえながら、弾力的な運営が続く。現時点では5月は前年の約9割位で動かす程度になる。実際に安定的な生産が何時頃になるのかについては、7月位を想定している」と述べた。

安定稼働までに2か月かかることについて細井社長は、「2か月間の差は、部品の調達先を変えているものや、素形材の材質、メーカーも一部変えているほか、工程も変えているものあり、色んなチェックをしているので、それを含めて安定するのが7月になる」ことを明らかにした。

また今年度の生産規模については「7月以降、4月、5月分のリカバリーは難しく、ボリュームとしては昨年を若干下回らざるを得ない」との見通しを示した。

いすゞの決算会見(5月11日)《撮影 小松哲也》