古河電池が発表した2011年3月期の連結決算は、営業利益が前年同期比1.5%減の33億8500万円と減益となった。

売上高は同7.5%増の432億0400万円と増収だった。昨年夏の猛暑に補修用自動車バッテリーの販売が増加したのに加え、海外子会社の売上げが増加したため。

損益では、増収の効果があったものの、東日本大震災の影響もあって経常利益は同0.4%減の33億6400万円と小幅な減益だった。当期純利益は、震災による棚卸資産廃却損や操業停止費用、工場復旧費用で2億1100万円の特別損失を計上したこともあって同10.3%減の18億4300万円となった。

今期の業績見通しは売上高が同3.2%増の446億円、営業利益が同23.2%減の26億円、経常利益が同25.7%減の25億円、最終利益が同24.1%減の14億円となる見通し。鉛価格や副資材価格の上昇、夏場の電力不足に伴う経済活動への影響を織り込んだ。