日野自動車の白井芳夫社長は10日の決算発表の席上、今後の生産回復について「トラックは大中小型いずれも、7月ごろから正常化させたい」との方針を述べた。

同社の現在の稼動率状況は大中型が7〜8割程度、小型が75%程度となっている。白井社長は今月末から順次生産量を拡大させ、7月ごろに正常化させたい意向を示した。

トラックの場合、供給のネックとなっている制御ECUの搭載点数や、車両生産量自体が少ないため、回復のペースが乗用車よりも早まる見通しとなっている。

一方でトヨタ自動車から受託生産しているSUVについては、現在の稼働率は5割程度にとどまっている。受託車の生産正常化について白井社長は「トヨタさんの正常化ペースとほぼ同じになる見込み」と指摘した。