日本自動車連盟(JAF)は、高速道路や交通量の多い一般道路での救援作業時に、現場でドライバーなどの安全を確保するため、昼間・夜間を問わず高い視認性を持つ高視認性安全服(安全ベスト)を着用してもらうサービスを今年度から開始した。

警察庁のまとめでは、2010年の高速道路での事故発生件数は1万2200件で、2年連続の増加傾向にあり、追突事故が全体の約7割を占める。また、法令違反別交通事故件数の推移では前方不注視が最も増加している。

こうした状況を踏まえ、JAFは、従来から高速道路での救援作業中の追突などの二次的事故を防止するため、救援作業車に加えてもう1台、後方警戒車を配備しているが、救援依頼したドライバーなどの安全を確保するため、安全ベストを導入する。

安全ベストは、安全管理意識の高い欧州では非常用停止表示板(三角表示板)とともに自動車へ常備・搭載することが法律で義務化されている国があるなど、重要視されている。欧州で着用されている安全ベストは、欧州工業品規格EN471に準拠した高視認性安全服が採用されており、JAFもEN471に適合した安全ベストを導入した。

また、安全ベストは1着ごと専用ケースで保管し、清潔な状態で着用してもらうとしている。