昨年11月開催の三宅島エンデューロレース《撮影 中島みなみ》

NPO法人「三宅村スポーツ振興会」(築穴辰雄理事長)は、07年から始まった三宅島のオートバイ・イベントについて、6月のお台場特設会場(江東区青海)で開催される「お台場プレイベント」を中止し、規模を縮小して継続することを決めた。

今月第3週目に予定される理事会で提案、正式に決定する。昨年のプレイベントは参加者2万人を目指し、年3回行われる三宅島関連のでは最大の規模を誇った。同振興会は「一定の効果はあった」と、判断した。

三宅島を会場とする秋の本島イベントは、今年も引き続きエンデューロレースを主体とする。開催日程は11月第2週の週末が有力だが、同時期に開催されるオートバイレースとの重複を避けたいという主催者側の思惑があるため決定には至っていない。三宅島に行き、親子でバイクを楽しむ夏の親子キャンプも継続する。

東京都は「通年ベースで支援していく姿勢はかわらない」(行政部振興企画課)と、話す。

三宅島での開催は07年、石原慎太郎都知事の公道レース構想を出発点に始まった。噴火で被災した三宅村の復興を応援する目的で計画され、名称を「チャレンジ三宅島 モーターサイクルフェスティバル」とした。

制限時速をイベントのために70km/hまで引き上げ、公道を封鎖。ナンバープレートのない競技車両なども参加するパレードなどを開催した。その後、目的を観光振興に変え、3年目に公道レースを正式に断念。ホンダ、スズキなど国内4メーカーの協賛を得た。

4年目の昨年は、開催場所を村の中心部から島の中心にある雄山中腹に移し、その名称も「WE RIDE 三宅島 エンデューロレース」に変更してオフロード色の強いレースイベントになった。

昨年11月開催の三宅島エンデューロレース《撮影 中島みなみ》