バートン・エレクトリック

オランダのバートン・カー・カンパニー(Burton Car Company)は、4月13日から23日までアムステルダムのRAI(自転車自動車産業連盟の略)国際展示場で行われたモーターショー「オートRAI2011」で、EVスポーツカー、バートン『エレクトリック』を発表した。

バートン社の前身は、ディミトリーとイワンのゲーベル兄弟によって1993年に設立された会社で、99年にオランダで最大級のシトロエン『2CV』のスペシャルショップを開き、翌年社名を現在のバートン・カー・カンパニーに改めている。その年に発表したのが、98年から開発を始めていた初の自社設計スポーツカー、バートン『クラシック』で、2CVのプラットフォームやパワートレインを流用した前輪駆動車だった。

EV仕様はこのバートン・クラシックのシャシーとボディを流用したもので、最高出力25kW、最大トルク120Nmの交流モーターと16kWhのリチウムイオン電池を搭載しており、車両重量は740kg。性能データは最高速度が120km/h、満充電での航続距離が140kmで、価格は3万8000ユーロ(約450万円)からとなっている。

バートン・クラシックは、ノスタルジックなデザインと実用性の融合とともに、環境性能の高さをアピールしており、EV仕様のバートン・エレクトリックは、その長所をさらに引き延ばしたモデルと言うことができるだろう。

なおバートン社では現在も2CV系各車のパーツ販売を行っているほか、ピックアップボディへの改造、さらにはやはり2CVのメカニカルコンポーネンツを用いた英国製3輪スポーツカー『ローマックス』(Lomax)の販売も行っている。

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