経済産業省が28日に発表した3月の鉱工業生産指数は、前月に比べ15.3%減と過去最大のマイナスだった。震災による自動車生産の減少が大きく影響した。

2005年を100とする指数が3月は82.9(季節調整済み)となり、2009年7月以来の低水準だった。マイナスへの寄与度が最も大きかったのは輸送機械工業で前月比46.4%の低下だった。このほか非鉄金属(同16.5%減)、一般機械(同14.4%減)、金属製品(同10.6%減)、鉄鋼、電気機械(同10.3%減)などと続いた。

ただ、被災企業の復旧が進み生産も徐々に再開していることから同省は「4月、5月は上昇する」と予測。「震災で生産は急激に低下したが先行きは回復していく見込み」としている。