アイシン精機が発表した2011年3月期の連結決算は、最終利益が696億円と大幅増益となった。

売上高は、前年同期比9.9%増の2兆2574億円となった。年度末に一部の工場において、東日本大震災に伴うトヨタの稼働状況に応じた生産調整を行ったものの、トランスミッションやエンジン冷却用電動ポンプをはじめとするハイブリッド車向け製品が好調に推移したことに加え、アジアを中心に海外市場での販売が伸びた。

収益では、生産調整のほか、原材料価格の高騰、為替差損の影響があったものの、増収に加え、経営全般での収益体質の強化活動に取り組んだ成果から営業利益が同56.8%増の1372億円、経常利益は55.8%増の1478億円、当期純利益は319.4%増の696億円となった。

今期の通期業績見通しは、東日本大震災の影響で予想することが困難なため、公表を見送った。