JVCケンウッドホールディングスが発表した2011年3月期の連結決算は、経常利益が75億7900万円となり、黒字になった。前年同期は147億円の赤字だった。経営統合してから経常黒字は初めて。

売上高は前年同期比11.5%減の3526億7200万円と減収となった。カーエレクトニクス事業の販売が市販向け、OEM向けともに好調に推移した。たふだ、海外売上げ比率が高いことから為替換算の影響で減収となった。

収益では、カーエレクトロニクス事業、業務用システム事業の販売増や構造改革によるコスト削減効果で営業利益は129億5600万円と黒字になった。

最終損益は構造改革に伴う一時的な費用の計上で40億2500万円の赤字となったが、前年同期の277億円の赤字から赤字幅が大幅に改善した。

今期の業績見通しは東日本大震災の影響について現時点で想定される範囲で算定し、売上高3600億円、営業利益135億円、経常利益80億円、最終利益40億円を見込む。