山陽特殊陶業が発表した2011年3月期の連結決算は、営業利益が141億9900万円と黒字に転換した。前年同期は39億円の赤字だった。

売上高は前年同期比67.0%増の1595億1200万円と大幅な増収となった。主要需要業界のうち、自動車分野での生産が堅調に推移したことに加え、産業機械や建設機械分野での生産が回復し、特殊鋼熱間圧延鋼材の生産は高い水準で推移した。

収益では、数量の増加、コストダウン効果で経常利益は133億9500万円、最終利益が78億2200万円とそれぞれ黒字化した。

今期の業績見通しは、東日本大震災による影響が不透明だが、売上高は同9.1%減の1450億円、営業利益が同28.9%減の101億円、経常利益が同25.4%減の100億円、最終利益が同23.3%減の60億円となる見通し。