電気自動車普及協議会は、改造EVの安全性に関するガイドラインを制定したと発表した

電気自動車普及協議会(APEV)は27日、コンバージョンEV(改造電気自動車)の安全性向上のため、コンバージョンEVのガイドラインを制定し、公表した。

ガソリン自動車のエンジンや燃料タンクを取り外して、モーターと電池を取り付ける改造は、低コストで既存車両を有効に活用できることから、新たなビジネスとして注目を集めつつあり、市場の拡大に備えて関東運輸局がAPEV、自動車検査独立行政法人などと協働して昨年7月から検討を進めていた。

ガイドラインでは、(1)感電から人を守る対策、(2)電気的なトラブルで火災を起こさない対策、(3)強度を確保する対策、(4)走行性能を確保する対策、(5)走行の信頼性を確保する対策、(6)誤操作による急発進等を防止する対策、(7)制動性能を確保する対策---の観点から技術的課題を洗い出し、対応する技術的要件をまとめた。

関東運輸局では今後、このガイドラインを関係者に広く周知するとともに、ガイドラインを活用して関係者に対する技術指導を充実していく考え。また、国土交通本省でもこのガイドラインを踏まえ、安全基準の改正など必要な措置を講じていく。