トヨタ堤工場(資料画像)

日本自動車工業会の志賀俊之会長は26日の記者会見で、自工会として夏の電力ピーク対策となる輪番休日に取り組む方針を正式に表明した。

7〜9月の間、電力が供給不足となる東京電力および東北電力管内の事業所で、自工会会員メーカー各社が一斉に休日を平日2日間に移す。2電力以外の地域に立地する事業所については各社の判断となるが、志賀会長は日産自動車の場合、「九州工場も同時に休日にする」方針を示した。

輪番休日の他産業での導入について自工会は、日本経団連でこれまで2回説明したという。業界単位のみならず、他産業の個別企業での参画も呼びかけている。

志賀会長は「最終的に多くの産業、企業が導入されるよう、自工会として呼びかけを続けていきたい」と話した。自工会では大型連休明けには他業界や企業の参画状況をまとめ、政府に輪番休日の導入を提案する計画だ。

志賀会長は、この夏に休日が分散されれば、家族旅行の増加などによって「消費の拡大につながり、日本経済にとってもプラス」と語った。