東洋紡績は、豊田通商とともに中国江蘇省にエアバッグ用基布を製造する合弁工場を設立すると発表した。

2011年5月に合弁会社「東洋紡汽車飾件(常熟)」を設立し、2012年4月をめどに生産開始する予定。新会社の資本金は5億円で、東洋紡が70%、豊田通商が30%出資する。

東洋紡はこれまで、国内とタイでエアバッグ用基布を製造し、主に日系自動車メーカーを中心に販売してきた。日系自動車メーカーが、為替の円高水準もあって中国現地で部材を調達するなど、現地調達比率を引き上げている。加えて中国の自動車市場が年率20%前後の成長が予測されており、日系だけでなく欧米や現地の自動車メーカーも数多く市場に参入している。

このため、東洋紡と豊田通商はエアバッグ事業を拡大するため、合弁でエアバッグ用基布の製造工場を中国に新設する。

東洋紡は、工場の管理・技術指導などを行い、豊田通商は、中国での豊富な事業経験を生かし原料の調達、製品の販売を担当、競争力のある製品を中国に進出している日系自動車部品メーカーなどに供給する。