トヨタ豊田章男社長

トヨタ自動車の豊田章男社長は22日、東京本社で緊急の記者会見を行い、国内外の工場での生産が正常化されるのは「11月から12月ごろの期間になる」との見通しを示した。

被災した部品調達先の復興状況などを調査し、東日本大震災前の生産状況に戻る目安を提示した。豊田社長は「これまでは販売店がお客様に納期すらお話しできない状況にあった。販売の最前線が(顧客と)対話できる状況を作り出したかった」と、今回の見通し発表の背景を説明した。

また、調達困難な部品が3月中旬時点では500品目程度であったのが、現在は150品目まで減少したことで、「正常化へのめどが見えてきた」とも語った。

豊田社長は11〜12月という見通しについて、国内外工場の「全ライン、全車種の生産が日常に戻るということ」と説明し、部品調達の回復状況によっては、前倒しされる可能性も示唆した。

また、大震災によるグローバルでの減産規模については、「現状では影響は測れない。別のタイミングで発表したい」と述べた。

トヨタ自動車堤工場資料画像