日除けそのものが熱を持たず、効果的に熱を遮断する

NEXCO中日本は、東名阪自動車道・御在所SA(上下線)に自然の樹木の構造を生かした日除け「シェルピンスキーの森」を、26日に設置する。

この日除けは、京都大学の人間・環境学研究科が考案、積水化学工業と研究を進めているもの。塩ビリサイクル材を小さな三角錐にし、それをつなげることでさらに大きな三角錐とした「シェルピンスキー四面体」を屋根に設置する。

シェルピンスキー四面体は、通常の日よけと違い隙間だらけだが、個々の三角錐の表面積が小さく、また風通しが良いため、効率よく熱を逃がすことができる。

図形の中に自分自身の縮小コピーを含む構造になっている、自己相似な図形をフラクタル構造と呼ぶ。複数の木の葉が1本の枝に集まり、その枝の複数が集まって1本のより太い枝になり、その繰り返しで隙間の多い立体的な形を作っている樹木の構造もフラクタルだ。これに似たシェルピンスキー四面体で日除けを作った。

シェルピンスキー四面体