日本鉄鋼連盟が発表した2010年度(2010年4月〜11年3月)の製鋼生産量は1億1077.1万tとなり、前年度比14.8%増と3年ぶりにプラスとなった。

自動車や家電向けの需要が回復し、2008年度の1億0550万t以来、2年ぶりに1億t台に回復した。

炉別生産では、主に自動車向けが中心の転炉鋼が同13.9%増の8629万7000tと2桁増。電炉鋼が同18.2%増の2447万4000tとなった。粗鋼合計に占める電炉鋼比率が22.1%と前年度を0.6ポイント上回った。

鋼種別では普通鋼が同10.4%増の8562万9000t、特殊鋼が同33.3%増の2514万2000tだった。

銑鉄生産は同14.3%増の8291万5000tと3年ぶりに前年度を上回った。

熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)生産は同14.7%増の9812万8000tで3年ぶりプラスとなった。鋼種別にみると普通鋼が同10.6%増の7720万6000t、特殊鋼は同33.1%増の2092万2000tだった。

品種別では広幅帯鋼が同12.7%増の4534万2000t、厚板が同13.9%増の1255万4000t、小形棒鋼が同1.3%増の849万5000t、H形鋼が同5.3%増の328万8000tだった。